水中プロポーズ大作戦!
5週間の日本での休暇を終え、職場復帰第1弾のお仕事は「セノーテ、水中プロポーズ!」
ニューヨークに住むライアンから「セノーテで水中プロポーズをしたい」という問い合わせが来たのが4月ごろ。ただ、プロポーズをする相手の彼女がかなりダイビングを怖がっているというので、セノーテ選びは慎重に・・・。 プロの水中カメラマンの手配もして、彼と具体的にどのセノーテのどの場所でプロポーズしたらいいかを相談。
彼女がダイビングを怖がっている&浮力調整スキルも不安という条件から、直浮上できるオープンなエリアが広い「エデン」「カサセノーテ」「カーウォッシュ」が候補に。
いざ予定の日程が近づいてくると、前の週の大雨週間のおかげでセノーテの状態が思わしくない・・・ カサセノーテは臨時クローズ、カーウォッシュは透明度ゼロ・・・ 彼女が怖がらないように両日ともオープンエリアの大きいセノーテで、という計画は大崩れ。
ということで、初日の練習はエデン、プロポーズ本番は透明度最高のドスオホスに決定!
ただドスオホスでプロポーズするには、彼女がカバーンエリアに入っていくのを怖がらないようにどうしてもしなくてはならない。初日にいかに彼女に安心してダイビングしてもらえるようになるか、浮力調整スキルを徹底的に練習、暗いエリアにいかに慣れてもらうか・・・16年インストラクターをやってきている私の腕の見せ所でもある(汗
水に入って彼女のスキルをチェックしてみると、思ったより手ごわい。
フリー潜行がなかなかできない・・・
耳抜きがなかなかできない・・・
フィンキックも練習しないと・・・
泳ぎのフォームも、体が丸まってしまう・・・
レギュレータクリアも、怖くてレギュを口から出せない・・・
マスククリアなんて、もってのほか!
それでも彼女のやる気があったので、1本目は1時間半ほど練習(深度はとても浅いのでエアーは十分)最後の20分ほどは、カバーンエリア入口をぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる・・・暗さに慣れてもらうために。
2本目、だいぶ上手に潜行もできるようになり、またカバーンエリア入口でぐるぐるぐるぐる・・・
先日日本から持って帰ってきた、とーーっても明るいRGBlueアールジーブルーのビデオライト(SYSTEM 02-2)でカバーン内を照らしてあげて「カバーン内に行ってみる?」と聞くと、彼女からOKサインが!!!
ライアンと仲良く手をつないでカバーン内へ。
ぎりぎり光のカーテンにも間に合い、セノーテの神秘的な美しさに彼女もうっとり
1日目、無事終了!
彼女も自信をつけたようで、翌日のドスオホスにも意欲満々★
記念撮影もこのとおり大きな笑顔!
私:よかった~・・・ホッ
もしカバーン入りたくない、と言われたら、水中プロポーズ計画が台無しになるところ。
よかった、よかった!
スクーバフリーダムでは、彼らのようにプライベートツアーも承っています。
是非、ご相談ください!