改めまして、はじめまして★
昨年から会社設立のための法的手続きを行ってきましたが、この度やっとのことで全ての手続きが終了しました!
いや~、初めて弁護士に会ってから実に1年半。
本当に時間がかかりました。
メキシコタイムに、本当に泣かされました。
心が負けそうになることも多々ありました。
ここで、発表★
スクーバフリーダムの正式オープン日を本日7月1日と定めました。
ブログだけだった当サイトも、スクーバフリーダムのウェブサイトとしてリニューアル。
この1年半の間、手続きを進める中(進めるというか、ほとんどが待ち時間でしたが)、フリーランスインストラクターとしてプラヤデルカルメンにある複数ダイブショップでガイドやPADI講習を行ってきました。プラヤデルカルメンにあるもう一つの日本人ダイブショップ、イグアナダイバーズさんには特にお世話になり、私が今セノーテガイドとして活動できるのはイグアナダイバーズさんなくしてあり得ません!!
15年程ダイビングインストラクターとしての経験はありますが、プラヤデルカルメンでは私は新顔。
この地で活動していくための地盤固めが非常に大切です。
まず、各セノーテオーナー(各セノーテは個人所有地内にあり、それぞれオーナーが違います。国立公園などではないんです)に顔を覚えてもらうのは大切なプロセス。私のフルケーブダイバー認定証やダイビングインストラクター資格カード、パスポートなどの定められた書類を各セノーテへ提出し、あとは何度も通って顔と名前を憶えてもらう。
そして、他のセノーテガイドとのネットワークも大切です。
自らセノーテで会う他のガイドに自己紹介をして、会うたびに必要以上に愛想よく話しかけたり、時々現場で器材のトラブルやタンクのトラブルなどあった場合、私がヘルプしてあげたり、逆に助けてもらったり・・・と、良好な関係を少しずつ築いていくのです。
各セノーテのダイブサイトを覚えるのも、ガイドとして当たり前ですが、とっても大切な仕事。
海と違ってセノーテ内は暗いですし、水中にラインが張ってあり泳ぐルートが決まっています。なかなか他のガイドが何を見せているか知るのは難しいですが、それでもガイド中に近くに他のグループがいたらそのガイドが何を見せているのか、ブリーフィングで何を言っているのか、と常にアンテナを働かせよりいいガイドができるよう情報収集も怠らず。
1年半以上経った今では自分のガイドスタイルも固まり、お客様から「楽しかった~!」の声を聞くために日々努力しております。
当初弁護士からは、半年ほどですべての手続きが終わるような説明を受けたのですが、結果1年半かかりました。あまりに事が進まないので焦りもありましたし、もう投げ出したくなったことも1回や2回ではありません。
しかし、今となってはこの1年半という時間は、常套文句のようではありますが、私たちに必要時間だったのかなと思います。
今まではフリーランスだったので、公には宣伝せず、友人や紹介のみスクーバフリーダムのお客様として受け付けていましたが、6人~10人の団体様ツアーも数回自力で行いましたし、認定コースや、コスメル島ツアー、遺跡プライベートツアーや自然世界遺産シアンカーンツアーの手配なども経験できました。
この1年半の経験で、正式オープンとなった今、自信をもってお客様をおむかえすることができると思います。皆様の、思い出に残るダイビングツアーのお手伝いができるよう、心のこもったサービスを提供していくよう日々努めてまいります。
長くなりましたが、今後ともスクーバフリーダムをどうぞよろしくお願いいたします。