ビーチがクローズ:ハリケーン・イルマの影響

  • Posted on: 11 September 2017
  • By: jpadminscubafreedom

先週、カテゴリー5の超大型ハリケーン・イルマがカリブ海の島々を通過し、甚大な被害をもたらしました。私が以前住んでいた島の友人も、家の屋根の一部が飛んで行ったり、空港・病院など公共施設も大きな被害を受け、未だクローズしたまま・・・

 

そして昨日、そのハリケーン・イルマがフロリダへ上陸。
一昨日から昨日にかけてイルマが一番メキシコに接近しました。
ここプラヤデルカルメンは、直接影響は受けなかったものの、昨日からビーチがクローズになっています。
普段はとても穏やかなビーチですが、今日は風がないのにも関わらず、この波。

 


ビーチには赤旗が立ってるのに、海入っている人もいますね・・・

 

そう、風もないのにこんな波が発生しています。
この現象をスペイン語で「Mar de fondo(マール・デ・フォンド)」と呼ばれています。
英語で言うと「Swell」、日本語では「うねり」です

 

うねりは、他の海域で風によって起きた波が、はるばる長距離にわたって伝わってきた波のこと。
津波と似ていますが、津波は地震によって起きた波が伝わってきた波なので少し違います。
だから昨日から今日にかけてのプラヤデルカルメンでの波はこのエリアの風で起きた波ではないのです。

 

この「うねり」、プラヤデルカルメンのあるキンタナ・ロー州北部の海岸線に起きていて、ここより北にあるカンクンやカンクン沖にあるジンベイザメで有名な島イスラ・ムヘレスにも大波が発生しているようで、イスラ・ムヘレスの港はボートもつけれず、クローズになっています。

 

先週は、3つのハリケーン(ハリケーン・イルマ、ホセ、カティア)同時に発生し、メキシコ南部沖で大地震。
ユカタン半島の周りで複数の自然災害が発生していますが、ここプラヤデルカルメン・コスメル島エリアはとてもラッキーなことに、ちょうど何も直撃することはありませんでした。

 

お盆後、テキサスに大被害をもたらしたハリケーン・ハービーから始まり、今回のハリケーンの影響でずーーーっと不安定なお天気ですが(今も、また夕立。土砂降り)、こんな雨だけで済んでいることに感謝しないといけませんね。


セノーテダイビングからの帰り。街の様子-プラヤデルカルメンのダウンタウン

 

 

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